【制作実績】
CDジャケット・
パッケージデザイン

制作背景
自身も参加するアマチュアバンド「Story」の4枚目となるCDのジャケット・パッケージデザインです。バンドリーダーから提示されたラフや参考イメージをもとに、CD全体のビジュアルを具体化していきました。完成デザインが最初から決まっていたわけではなく、「夏とクリスマス」という相反する季節感を一つの世界観としてまとめながら、複数の方向を検討しました。
| 制作物 | CDジャケット/バックインレイ/盤面/ブックレット |
|---|---|
| 担当 | デザイン設計/レイアウト・文字組み/画像生成・画像加工・合成/パッケージ各面への展開/印刷データ制作 |
| 制作年 | 2026年(制作中) |
方向性はある。
でも、まだ完成形ではない。

制作のスタート地点は、作詞作曲を担当し、バンドの世界観を作りあげているバンドリーダーがAIで作成した参考イメージでした。「左側の夏のイメージは近い。ただし右側は、もう少し街らしい雰囲気にしたい」という要望があり、このイメージをそのまま使用するのではなく、求められている世界観を読み取りながら再構成するところから制作を始めました。支給されたイメージは、デザインを指定する完成ラフというよりも、「こういう方向へ進みたい」という意思を共有するための素材として捉えています。
参考イメージから、
2つの方向を提案
A案|原案の雰囲気を活かす

B案|街並みをより強調する

一つの方向に決め打ちするのではなく、原案との距離感を変えた2案を制作しました。A案では、最初に提示されたイメージをできるだけ活かしながら、右側に街の要素を加えています。B案では、右側を大きく組み替え、街並みそのものを強く見せる構成としました。比較検討の結果、より都市的な印象となったB案の方向性が高く評価され、その後の制作へつながりました。
一枚のデザインから、
パッケージ全体へ。






フロントの方向性を決めた後は、その世界観をCDパッケージ全体へ展開していきました。ただ同じ画像を繰り返すのではなく、バック面、盤面、バックインレイ、ブックレットなど、それぞれの形状や情報量に合わせてレイアウトを組み直しています。タイトルや色調、写真・画像の扱いに共通性を持たせながら、各パーツが単体でも成立し、全体では一つの作品として見えることを意識しました。
制作で重視したこと
要望をそのまま形にするのではなく、
意図を読み取る
「街っぽくしたい」「夏とクリスマスを一つに見せたい」といった言葉の背景にあるイメージを読み取り、複数の形に置き換えて提案しました。
異なる要素を一つの世界観にまとめる
花火、夕景、雪、クリスマスの街並みという季節の異なる要素を、色調や光のつながりを意識しながら一つのビジュアルへ統合しています。
媒体ごとに最適なレイアウトへ再構成する
フロント、盤面、バックインレイ、ブックレットでは使える面積や掲載情報が異なります。それぞれに合わせて情報の優先順位を整理し直しました。
担当範囲
- デザイン設計・方向性の具体化
- レイアウト・文字組み
- 画像生成・画像加工・合成
- フロントから盤面・インレイ・ブックレットへの展開
- 印刷用データ制作
「こうしたい」はある。でも、まだ形になっていない。
そんな段階からご相談いただけます。
完成したラフがなくても構いません。参考画像、既存の制作物、簡単な配置案、「こんな雰囲気にしたい」という言葉など、方向性が分かるものがあれば、そこから情報や素材を整理し、実際に使えるデザインへ仕上げていきます。チラシ、パンフレット、会社案内などの印刷物を中心に、支給された原稿・写真・素材をもとにしたデザイン制作を承ります。